いくらぐらい増えるのかを知りたいなあ~
そんな方のために、昨年の私の年収を参考に試算してみました!
多少の誤差はありますが、大体の目安として読んでいただけると幸いです。
児童扶養手当の計算方法に関してはこちらの記事を参考にしてみてください。

この記事は、以下に当てはまる方に読んでいただきたいです。
- iDeCoに興味があるけどいくら掛けたらいいか分からない方
- 児童扶養手当を増やしたい方
頑張るシングルマザーのお役に立てたらとても嬉しいです。
年収180万円弱で子1人、養育費なしと仮定した場合
Instagramでアンケートを取ったところ、大半の方が年収200万円以下でした。
ですので今回は、昨年の年収が180万円弱だった私がiDeCoアリ・ナシでどれくらい児童扶養手当が増額されるのかを試算してみました。
年収180万円というと、月収に均すと15万円ほどです。
月収15万円の方の給与明細は以下のような感じです。(※東京都の保険料を参考)
税法上支給額 | 150,000 |
雇用保険料 | 450 |
健康保険料 | 7,380 |
厚生年金保険料 | 13,725 |
所得税 | 2,150 |
差引支給額 | 126,295 |
通勤手当が支給されている場合は、差引支給額が増えます。
こちらを参考に、次へ進みます。
iDeCoをしていない場合
まずはじめに、iDeCoをしていない場合で試算した結果をご紹介します。
- 子1人の場合⇒38,010円
- 子2人の場合⇒53,350円(全部受給)
子2人の方は全部支給となりますが、養育費を貰っている場合は所得に8割加算となるので注意が必要です。
月5,000円を掛けている場合
iDeCoは月5,000円から掛けられます。試算結果は以下の通りです。
- 子1人の場合⇒39,400円(iDeCoナシとの差は月1,390円)
月収15万円程度の方なら5,000円くらいが手ごろで始めやすいと思います。
月5,000円を掛けて資産運用をしながら児童扶養手当が年間16,680円増えるのなら、私はお得だと思います。
月10,000円を掛けている場合
少し多めに月10,000円を掛けた場合は以下の通りです。
- 子1人の場合⇒40,780円(iDeCoナシとの差は月2,770円)
iDeCoをしていない場合と比べると、年間33,240円の差がありますね。
給与+児童扶養手当でいくらになる?
上記を踏まえ、給与手取りと児童扶養手当を合わせるといくらになるのかを計算した表がこちらです。
iDeCoなし | 164,305円 |
iDeCo5,000円 | 165,695円 |
iDeCo10,000円 | 167,075円 |
このように比較をしてみると増える金額が少ないように感じますが、塵も積もれば山となります。
iDeCoをおすすめするシングルマザー
iDeCoを始めることで児童扶養手当が増えることはわかりましたが、全員がやるべきという訳ではありません。
どんな人におすすめなのか?という疑問をここで解消していきましょう。
生活防衛費を貯め終わっている方
何かがあった時のための貯金(生活防衛費)を貯め終わり、そろそろ老後のために少しずつ貯金しようかな~と考えている方はiDeCoがおすすめです。
iDeCoを始めるメリットは大きいです。
始めるまでのハードルは高いですが、始めてしまえばそこからはほっとくだけですよ。

効率よく老後資金を貯めたい方
インフレが進んでいる日本で生きていくためには、お金に働いてもらって資産を増やしていかなければなりません。
現金預金では毎年数円~数十円の利息しかつきませんが、iDeCoで資産運用をすればそれ以上の利益が発生します。
あくまでも投資なのでマイナスになる可能性はありますが、そういったリスクが不安な方は低リスクの商品を購入すればよいのです。
節税したい方
住民税は年間所得135万円(年収204万3,999円)以下でなければ完全非課税にはなりませんが、所得税でしたら年収が高い方でも0にすることが可能です。
シングルマザーが所得税非課税になる一番のメリットは、親子で医療費助成が受けられるということです。
たとえ入院をしなかったとしても、風邪をひいたり肌荒れしたりして病院へ行くと地味に診察料がかかりますよね。
医療費助成があればその出費が抑えらるのでとてもありがたいです。
制度をフル活用して賢く生きよう!
いかがでしたでしょうか。
自分ができる範囲でiDeCoを始めるだけで児童扶養手当が増えることが分かっていただけたら嬉しいです。
シングルマザーは節税が命!
この記事をきっかけにiDeCoを始める方が増えたらいいなと思います。
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